CTTにおける項目困難度(正答率)=項目の難易度を表す最も基本的指標。
項目分析の文脈では,通過率(passing rate)と呼ばれることも。
確認すること 作問時に想定した難易度になっているか。項目内容から考えて妥当な結果になっているか。
項目困難度が極端に高い(1に近い)→測定したい能力を弁別する意味では機能しない可能性。
識別力が低くなる傾向。
困難度が極端に低い(0に近い)項目も同様。
項目間で困難度の違いを比較(テスト内での困難度の分布を調べよう)
テスト全体の平均正答率でも,やさしい(or難しい)項目だけ,ほとんどの項目が似たような正答率,
やさしいものから難しいものまでまんべんなく分布などの場合がある。⇒テスト得点の分布や信頼性に影響。
多肢選択式の項目では,誤答肢の選択率も求める。
経験的に,「各誤答肢の選択率<正答肢の選択率」だが,正答より多く選ばれた誤答→紛らわしい,引っかけ。要注意。
ほとんど選ばれない誤答(e.g., 5肢選択だが2つの通過率が0→実質3肢選択)。残すか,新たに入れ替えるか,要検討。
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