Cognitive-Attentional Syndrome(CAS)について詳しく説明。
精神障害を持つ人の思考パターンの性質:繰り返され,陰鬱。
自己関連のトピックに焦点化。制御困難。
自己関連のトピックに焦点化。制御困難。
→CASの兆候。自己注目の高まりが特徴。
①過剰な概念的処理。心配あるいは反芻というかたち。言語的思考の連鎖。
「○○ならどうしよう?(心配)」,「なぜこんな気持ちになるんだろう?(反芻)」といった
問いに答えようとする。
問いに答えようとする。
②注意バイアス。脅威関連刺激に注意を固着。「脅威モニタリング」(Wells & Matthews, 1994)。
強盗に入られて心的外傷を負った人が,危険の可能性がないか環境を徹底的に調べる。
自尊心が低い人が,人から無視されることに敏感になる。
③無益な制御方略(上記①,②も脅威やセルフディスクレパンシー,情動への対処だが)。
思考コントロール方略(思考抑制),回避行動(行動,認知,思考の回避)。
厄介なこと:CASの諸要素→情動経験の持続にはまり込み,自己制御の葛藤を生む
→無力感,認知と情動に対するコントロール感の喪失
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