MCTの基礎にある原則:精神障害が持続する理由は,一定の状態の思考過程(=CAS)が,
情動的経験と知識に影響を与えるから。
情動的経験と知識に影響を与えるから。
CASは,特有のパスを通して,ネガティブな自己感と脅威の知覚を維持。
概念 | 定義 | 日常の例 |
認知 | 象徴的な心的活動と心的表象 | 学習,問題解決,推論,記憶 |
メタ認知 | ほかの認知についての認知 | |
メタ認知的知識 | ある種の認知についての宣言的知識 言葉で述べることができる,認知についての事実や信念 人一般についての場合も,個人に個別的な場合も 誤った信念を含むこともある。 #宣言的知識だけ?手続き的知識もでは? | ・学習がどのように機能するかについての知識 ・学習を改善する方法についての知識 ・「多くの場合,イメージを使って単語リストを学習する人は そうでない人よりたくさん覚えている」,「私は数独が苦手」 ・長年の研究で分散学習の有効性が示されているのに, 多くの学生は,試験前の一夜漬けの効能を信じる。 |
メタ認知的モニタリング | 認知活動の現在の状態を査定すること #査定は正確な場合も不正確な場合もある | ・問題の正しい解決に近づいているかどうかを判断する ・読んでいることをどれほどよく理解しているかを査定する |
メタ認知的コントロール | 認知活動のある側面を調整すること #認知活動を中断したり,続けると判断したり, 途中でそれを変更したりする | ・難しい問題を解くのに新しい方策を使うことに決める ・雑学的知識問題の答えを思い出そうとさらに時間をかけることにする ・単純リハーサルの反復を止め,語呂合わせに切り替える。 |