2010年5月15日土曜日

セルフエディティングに行き詰まったら

論文を書き上げていくというのは,セルフエディティングの過程に他なりません。

つまり,ひととおり書いた原稿に朱筆を入れて,誤字脱字を修正したり,こなれた表現を模索したり。
これを何度も繰り返して,原稿を磨き上げていく過程です。
私はこれを,「ひとり赤ペン先生」と呼んでいます…。

だけど,行き詰まってしまうこと,ありますよね…。

あるはずの誤字脱字を見つけ出せないとか,適切な表現になっているとは思えないけれど,
どこをどう修正したらいいのか分からないとか。

そんなときに,

・フォントを変えてプリントアウトした原稿を推敲する。
たとえば,MS明朝をMSゴシックに変えてプリントアウトした原稿を見直す。

・場所を変えて推敲する。
たとえば,いつもの自分の机を離れて,図書館で原稿を見直す。

ということをやってみると,不思議と行き詰まりを打開できることが多いです。

つまり,見逃していた誤字脱字や表記ミスが見つかったり,こなれた表現が思い浮かんだり。

もちろん,この2つを一度にやるというのもありです。

論文に限らず,長文を推敲していくときにお勧めです。お試しあれ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿