常にCTTがIRTに劣るわけではない。CTTで対応できる場合も多い。
CTTを利用したテスト構成の目標:信頼性が高い(=測定誤差が小さい)テストを作ること。
そのために以下を検討し,項目を取捨選択。
・個々の項目やテスト全体の難易度が受験者集団に合っているか。
・各項目の識別力は十分か。
⇒IRTで行う項目分析の目的そのもの。
CTTかIRTかの二者択一ではない。CTTには,IRTと共通する部分,IRTに貢献している部分もある。
IRTと比較した,CTTの利点
1.CTTはIRTよりも仮定が緩い。真値と誤差,その平均と共分散のみ。
2.簡単な公式でテストの性能評価→応用範囲広い(IRTのための事前分析にも有効)
3.テストや項目の評価に用いる受験者集団が,そのテストが対象にしている母集団をよく代表している場合には十分機能。
4.テスト項目や性能を評価するために必要な受験者数が,IRTより少なくて済む。
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