以前のエントリーで触れました,マインドフルネスの様々な尺度について,
その名称と書誌情報とを紹介しておきます。
・Mindful Attention Awareness Scale(MAAS)
Brown, K. W., & Ryan, R. M. (2003). The benefits of being present:
Mindfulness and its role in psychological well-being. Journal of
Personality and Social Psychology, 84(4), 822-848.
www.ppc.sas.upenn.edu/mindfulnessscale.pdf
で,英語版の実物を見ることができます。
・Kentucky Inventory of Mindfulness Skills(KIMS)
Baer, R. a., Smith, G. T., & Allen, K. B. (2004). Assessment of
mindfulness by self-report: the Kentucky inventory of mindfulness skills.
Assessment, 11(3), 191-206.
・Toronto Mindfulness Scale(TMS)
Lau, M. A., Bishop, S. R., Buis, T., Anderson, N. D., Carlson, L.,
Carmody, J., et al. (2006). The Toronto Mindfulness Scale : Development
and Validation. Online, 62(12), 1445-1467.
・Cognitive and Affective Mindfulness Scale-Revised (CAMS-R)
Feldman, G., Hayes, A., Kumar, S., Greeson, J., & Laurenceau, J. (2006).
Mindfulness and Emotion Regulation: The Development and Initial
Validation of the Cognitive and Affective Mindfulness Scale-Revised
(CAMS-R). Journal of Psychopathology and Behavioral Assessment, 29(3),
177-190.
・Freiburg Mindfulness Inventory(FMI)
Walach, H., Buchheld, N., Buttenmuller, V., Kleinknecht, N., & Schmidt,
S. (2006). Measuring mindfulness: the Freiburg Mindfulness Inventory
(FMI). Personality and Individual Differences, 40(8), 1543-1555.
2010年7月28日水曜日
2010年7月23日金曜日
介入研究の協力者をどうやって募集するか?
今日,ある先生とお話していて,「介入研究の協力者をどうやって募集するか?」
という話題になりました。
大学で研究をやってる場合,学内に張り紙を出したりすれば,
学生さんが集まってきます。
現に,うちのラボの知覚系や認知系の人たちは,
そのようにして協力者を募っています。
では,学生でなく,一般の方を協力者として募集したいときにはどうするか。
タウン誌やHPで募集するという方法が考えられます。
確かに,Baby Scienceというか,赤ちゃんを対象にして
いろいろな実験をやる人たちは,タウン誌に広告を出したり,
研究室のホームページでも広報をされています。
実際,それが功を奏して,協力者の赤ちゃん(というか,実質はお母さん)
が,それなりの数,集まったりします。
私の知り合いも,かつてそのようにして研究をしていました。
ここで気になるのは,これと同じことが,臨床心理などの介入研究でも
できるのだろうか,ということ。
赤ちゃんを協力者にした研究だと,なんだか微笑ましいというか,
楽しそうな気がするものだし,どんなことが分かるのか,
ワクワク感があるので,広告やホームページを見たお母さんたちが
応募してくださるのだろう,と勝手に想像しています。
だけど,臨床心理などの介入研究は,こういう印象を持たれにくい
だろうから,応募してくださる方の数は少なくなるのではないかな。
さらに,臨床心理っぽい介入研究の協力者になることに関心を
持ってくださる方というのは,一般の方とは大きく異なる,
特別な層に属している気がします。
いわゆる,サンプリングバイアスの問題です。
だから,知見を一般化するのに慎重になる必要があるのかもしれない。
などと,「できない理由」を書き連ねてはいけませんね。
介入研究をやろうとされる心意気,素晴らしいと思います。
いろんな制約や問題がある中で,少しでも良質の研究をするのに,
どのような手立てをしていったらいいのか,と考えなくては。
それにしても,今の私には実体験もアイディアもありません…。
この記事をお読みの方の中で,「一般の方を対象にした介入研究で,
協力者を募集するときに自分(たち)はこのようにしましたよ」
といった体験談やノウハウをお持ちの方がいらっしゃったら,
ぜひぜひアブスト屋までお知らせください。
という話題になりました。
大学で研究をやってる場合,学内に張り紙を出したりすれば,
学生さんが集まってきます。
現に,うちのラボの知覚系や認知系の人たちは,
そのようにして協力者を募っています。
では,学生でなく,一般の方を協力者として募集したいときにはどうするか。
タウン誌やHPで募集するという方法が考えられます。
確かに,Baby Scienceというか,赤ちゃんを対象にして
いろいろな実験をやる人たちは,タウン誌に広告を出したり,
研究室のホームページでも広報をされています。
実際,それが功を奏して,協力者の赤ちゃん(というか,実質はお母さん)
が,それなりの数,集まったりします。
私の知り合いも,かつてそのようにして研究をしていました。
ここで気になるのは,これと同じことが,臨床心理などの介入研究でも
できるのだろうか,ということ。
赤ちゃんを協力者にした研究だと,なんだか微笑ましいというか,
楽しそうな気がするものだし,どんなことが分かるのか,
ワクワク感があるので,広告やホームページを見たお母さんたちが
応募してくださるのだろう,と勝手に想像しています。
だけど,臨床心理などの介入研究は,こういう印象を持たれにくい
だろうから,応募してくださる方の数は少なくなるのではないかな。
さらに,臨床心理っぽい介入研究の協力者になることに関心を
持ってくださる方というのは,一般の方とは大きく異なる,
特別な層に属している気がします。
いわゆる,サンプリングバイアスの問題です。
だから,知見を一般化するのに慎重になる必要があるのかもしれない。
などと,「できない理由」を書き連ねてはいけませんね。
介入研究をやろうとされる心意気,素晴らしいと思います。
いろんな制約や問題がある中で,少しでも良質の研究をするのに,
どのような手立てをしていったらいいのか,と考えなくては。
それにしても,今の私には実体験もアイディアもありません…。
この記事をお読みの方の中で,「一般の方を対象にした介入研究で,
協力者を募集するときに自分(たち)はこのようにしましたよ」
といった体験談やノウハウをお持ちの方がいらっしゃったら,
ぜひぜひアブスト屋までお知らせください。
2010年7月14日水曜日
マインドフルネスの尺度あれこれ
マインドフルネスをテーマにして研究しようと思ったら,
マインドフルネスを測定する尺度が必要になりますよね。
じゃあ,既にどんな尺度があるんだろう?
杉浦 義典 (2009) アナログ研究の方法 新曜社
の,「マインドフルネスをめぐる多様な測定尺度」(pp.168-173)で,
2003年から2008年までに発表されたマインドフルネスのさまざまな尺度が
紹介されています。表5-2がとっても分かりやすい。
「確かに,その時期,日本心理学会の大会に行くと,マインドフルネス関係の
尺度を開発しているポスター発表がいくつかあったなあ」とか,
「これらの尺度の日本語版は出ていないのだろうか?」とか思ってみたり。
慢性疼痛に特化したものではなく,対象者は一般人口,寛解中のうつ病患者,
境界性人格障害などです。しかし,慢性疼痛でも適用可能かもしれない。
個人的には,「観察」の因子(自分の体験に注意を向けること)が,
瞑想を体験したことがない人では心理的症状と正の相関を示すが,
瞑想の訓練を経た人では負の相関が見られることが興味深かった。
瞑想を体験したことがない人と,瞑想の訓練を経た人とで,
「観察」の因子から心理的症状へ引いたパス係数の符号が異なるのかを,
同時多母集団解析で調べたらどうなるんだろう?
マインドフルネスを測定する尺度が必要になりますよね。
じゃあ,既にどんな尺度があるんだろう?
杉浦 義典 (2009) アナログ研究の方法 新曜社
の,「マインドフルネスをめぐる多様な測定尺度」(pp.168-173)で,
2003年から2008年までに発表されたマインドフルネスのさまざまな尺度が
紹介されています。表5-2がとっても分かりやすい。
「確かに,その時期,日本心理学会の大会に行くと,マインドフルネス関係の
尺度を開発しているポスター発表がいくつかあったなあ」とか,
「これらの尺度の日本語版は出ていないのだろうか?」とか思ってみたり。
慢性疼痛に特化したものではなく,対象者は一般人口,寛解中のうつ病患者,
境界性人格障害などです。しかし,慢性疼痛でも適用可能かもしれない。
個人的には,「観察」の因子(自分の体験に注意を向けること)が,
瞑想を体験したことがない人では心理的症状と正の相関を示すが,
瞑想の訓練を経た人では負の相関が見られることが興味深かった。
瞑想を体験したことがない人と,瞑想の訓練を経た人とで,
「観察」の因子から心理的症状へ引いたパス係数の符号が異なるのかを,
同時多母集団解析で調べたらどうなるんだろう?
2010年6月30日水曜日
「強迫性障害の治療ガイド」は実に役立ちます(後編)
「強迫性障害の治療ガイド」のご紹介,前編の続きです。
セラピーを行うことでどのような変化が起きてくるのかを,
あらかじめクライエントさんに伝えます。
強迫症状が改善すると
・生活しやすくなる。
・気持ちが明るくなる。
・余裕が出る
など,「症状以外のことにもいい変化が起きますよ」と伝えていきます。
そして,ここのところこそが,クライエントさんのやる気を引き出す
ことだと思います。
ここの話になったときに,
・きらっと目を輝かせる人。
・「ああー,そうなれたらいいです!!」と首肯される人。
そういう姿を見ると,私はセラピストとして奮い立ちます。
だから,ここまで含めて説明することをいつも心がけていたい。
強調文治療中に陥りやすい考え
苦しいことをわざわざやってもらうセラピーですから,
やらないでおこうとして,クライエントさんは
いろいろなことを言われます。
「これだけはしたくありません」
「今日は~だからできません」
あと,この本には書いてないですが,
「自分の生活に○○は必要じゃないですから」
「不便でも,○○すれば生きていけないわけじゃないですから」
っていうのもあったりします。
恐いこと,苦手なことを避けたくなるのはある意味当然です。
��だって,不安や恐怖という情動の機能は「回避」に他ならないから)
だけど,「実際に避けてもいいですよ」って認めることはしません。
例外を作って強迫症状を温存したら,そこを糸口にして再発する
ことが分かっているから。
曝露-反応妨害法に取り組む方向に話を戻していくスキルが大事
だ という気がします。
私がお世話になっている先生方は,皆さんここが
しっかりしていらっしゃいます。
私も知らず知らず,先生方に似てきたなと思います。
今日も,もっと腕を上げたいと願う,CBTアブスト屋なのでした。
��きょうのわんこ風)
セラピーを行うことでどのような変化が起きてくるのかを,
あらかじめクライエントさんに伝えます。
強迫症状が改善すると
・生活しやすくなる。
・気持ちが明るくなる。
・余裕が出る
など,「症状以外のことにもいい変化が起きますよ」と伝えていきます。
そして,ここのところこそが,クライエントさんのやる気を引き出す
ことだと思います。
ここの話になったときに,
・きらっと目を輝かせる人。
・「ああー,そうなれたらいいです!!」と首肯される人。
そういう姿を見ると,私はセラピストとして奮い立ちます。
だから,ここまで含めて説明することをいつも心がけていたい。
強調文治療中に陥りやすい考え
苦しいことをわざわざやってもらうセラピーですから,
やらないでおこうとして,クライエントさんは
いろいろなことを言われます。
「これだけはしたくありません」
「今日は~だからできません」
あと,この本には書いてないですが,
「自分の生活に○○は必要じゃないですから」
「不便でも,○○すれば生きていけないわけじゃないですから」
っていうのもあったりします。
恐いこと,苦手なことを避けたくなるのはある意味当然です。
��だって,不安や恐怖という情動の機能は「回避」に他ならないから)
だけど,「実際に避けてもいいですよ」って認めることはしません。
例外を作って強迫症状を温存したら,そこを糸口にして再発する
ことが分かっているから。
曝露-反応妨害法に取り組む方向に話を戻していくスキルが大事
だ という気がします。
私がお世話になっている先生方は,皆さんここが
しっかりしていらっしゃいます。
私も知らず知らず,先生方に似てきたなと思います。
今日も,もっと腕を上げたいと願う,CBTアブスト屋なのでした。
��きょうのわんこ風)
2010年6月25日金曜日
今日のうれしかったこと
4年ぐらい前,ある席で一度だけご一緒したことのある方と,
ひょんなことから再び連絡が取れました。
私の方は「なんか見たことある名前だなー」と思いながら
連絡差し上げたのですが,あちらの方も私のことを覚えていて
くださって,本当にうれしかった。
そして,変わらずいいお仕事をされていることが分かって
ますますうれしかった。
この方がいらっしゃったおかげで,とても大切な知識や情報が
まとめられ,関心を持つ人たちのところに届くのだと思う。
その最新の成果を,早く手に取りたいものだ。
それから,ある先生から,興味深い実験データを送っていただいた。
じっくり読み解いてみたい。
ひょんなことから再び連絡が取れました。
私の方は「なんか見たことある名前だなー」と思いながら
連絡差し上げたのですが,あちらの方も私のことを覚えていて
くださって,本当にうれしかった。
そして,変わらずいいお仕事をされていることが分かって
ますますうれしかった。
この方がいらっしゃったおかげで,とても大切な知識や情報が
まとめられ,関心を持つ人たちのところに届くのだと思う。
その最新の成果を,早く手に取りたいものだ。
それから,ある先生から,興味深い実験データを送っていただいた。
じっくり読み解いてみたい。
2010年6月23日水曜日
「強迫性障害の治療ガイド」は実に役立ちます(前編)
強迫性障害のクライエントさんに手元においてもらって,
行動療法に取り組むときに活用していただく本というのは
いくつかあります。
今日ご紹介する本は,見かけは薄いけれど,中身はしっかり詰まってます。
強迫性障害の治療ガイド 飯倉 康郎 二瓶社
強迫性障害の曝露-反応妨害法に取り組むために,
クライエントさんとセラピストとが一緒に使っていく本です。
いつも活用させていただいています。
どこで役立つのか,今日はその前編です。
セラピストとして助かるのは,強迫症状が悪循環に陥る過程を
描写した図です。セラピーの経過を通して役に立ちます。
��強迫性障害の曝露-反応妨害法に興味をお持ちの方には,
ぜひ実物を見ていただきたいです)
同じような図が,九大精神科行動療法研究室のHP,
「【3】強迫観念と強迫行為のしくみ その2」
にも掲載されています。
どのように役立っているかと言えば。
まず,心理教育で役立ってます。
あの図を示して強迫性障害の仕組みを説明するとき,
クライエントさんの反応を見ていると,
「ある,ある」と首を縦に振ってくれることがしばしば。
クライエントさんの体験を内側からピタッととらえているからでしょう。
��そして,この「ある,ある」自体,イエスセットを導くことになっていて,
後の曝露-反応妨害法に取り組むことを容易にしているのでは,
などと思ってみたり)
次に,行動分析で役立ってます。
二人で一緒に図に書き込んでいくと,何に曝露し,どのような行為を
控え ればよいのかが見えてくるからです。
症状に関するクライエントさんの説明がはっきりしないことがあります。
たとえば,「洗い物がストレスで…」と繰り返し言われる場合。
こういうときには,「どれが強迫観念で,何が強迫行為か,まだうまくつかめて
いないのかもな」,と考えるようにしています。
��いくつもの症状に振り回されていっぱいいっぱいの生活をしていたら,
そうなるのも無理はないと思います。クライエントさんは悪くないです)
それがつかめるようにして差し上げるのがセラピストの務め。
そこで,この図に戻って,二人で一緒に一つずつ整理していくと,
図が描きあがったときには,
「洗い物をして,洗剤をすすいだ後に,まだ洗剤が残っている気がして,
かごに入れた食器をもう一度取り出して洗ってしまう」
といったことが見えてきます。
ここで,クライエントさんは, 自分が何を恐れ,何をしてしまっているのかが
「腑に落ちた」という 反応をされます。
ここまできたら,何に曝露し,どのような行為を控えればよいのかは
ほぼ見えてきています。
この本の後半については,後編で取り上げます。
なお,強迫性障害に悩まれる方がこの本を見ながらお一人で
曝露-反応妨害法に取り組まれるよりも,
強迫性障害の行動療法のトレーニングをきちんと経た医師や心理士と
一緒にこの本を使っていかれることをお勧めします。
行動療法に取り組むときに活用していただく本というのは
いくつかあります。
今日ご紹介する本は,見かけは薄いけれど,中身はしっかり詰まってます。
強迫性障害の治療ガイド 飯倉 康郎 二瓶社
強迫性障害の曝露-反応妨害法に取り組むために,
クライエントさんとセラピストとが一緒に使っていく本です。
いつも活用させていただいています。
どこで役立つのか,今日はその前編です。
セラピストとして助かるのは,強迫症状が悪循環に陥る過程を
描写した図です。セラピーの経過を通して役に立ちます。
��強迫性障害の曝露-反応妨害法に興味をお持ちの方には,
ぜひ実物を見ていただきたいです)
同じような図が,九大精神科行動療法研究室のHP,
「【3】強迫観念と強迫行為のしくみ その2」
にも掲載されています。
どのように役立っているかと言えば。
まず,心理教育で役立ってます。
あの図を示して強迫性障害の仕組みを説明するとき,
クライエントさんの反応を見ていると,
「ある,ある」と首を縦に振ってくれることがしばしば。
クライエントさんの体験を内側からピタッととらえているからでしょう。
��そして,この「ある,ある」自体,イエスセットを導くことになっていて,
後の曝露-反応妨害法に取り組むことを容易にしているのでは,
などと思ってみたり)
次に,行動分析で役立ってます。
二人で一緒に図に書き込んでいくと,何に曝露し,どのような行為を
控え ればよいのかが見えてくるからです。
症状に関するクライエントさんの説明がはっきりしないことがあります。
たとえば,「洗い物がストレスで…」と繰り返し言われる場合。
こういうときには,「どれが強迫観念で,何が強迫行為か,まだうまくつかめて
いないのかもな」,と考えるようにしています。
��いくつもの症状に振り回されていっぱいいっぱいの生活をしていたら,
そうなるのも無理はないと思います。クライエントさんは悪くないです)
それがつかめるようにして差し上げるのがセラピストの務め。
そこで,この図に戻って,二人で一緒に一つずつ整理していくと,
図が描きあがったときには,
「洗い物をして,洗剤をすすいだ後に,まだ洗剤が残っている気がして,
かごに入れた食器をもう一度取り出して洗ってしまう」
といったことが見えてきます。
ここで,クライエントさんは, 自分が何を恐れ,何をしてしまっているのかが
「腑に落ちた」という 反応をされます。
ここまできたら,何に曝露し,どのような行為を控えればよいのかは
ほぼ見えてきています。
この本の後半については,後編で取り上げます。
なお,強迫性障害に悩まれる方がこの本を見ながらお一人で
曝露-反応妨害法に取り組まれるよりも,
強迫性障害の行動療法のトレーニングをきちんと経た医師や心理士と
一緒にこの本を使っていかれることをお勧めします。
「強迫性障害の治療ガイド」は実に役立ちます(後編)
強迫性障害の治療ガイド 飯倉 康郎 二瓶社
http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%B7%E8%BF%AB%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E9%A3%AF%E5%80%89-%E5%BA%B7%E9%83%8E/dp/4931199674
セラピーを行うことでどのような変化が起きてくるのか。
強迫症状が改善すると
・生活しやすくなる。
・気持ちが明るくなる。
・余裕が出る
など,症状以外のことにもいい変化が起きますよ,と伝えている。
そして,ここのところこそが,クライエントさんをやる気にさせる
ことだと思います。ここの話になったときに,目を輝かせる人,
「ああー,そうなれたらいいです!!」と首肯される人。
だから,ここまで含めて説明することをいつも心がけていたい。
治療中に陥りやすい考え
苦しいことをわざわざやってもらうセラピーですから,
やらないでおきたいために,いろいろなことを言われます。
「これだけはしたくありません」
「今日は~だからできません」
あと,この本には書いてないですが,
「自分の生活に○○は必要じゃないですから」
「不便でも,○○すれば生きていけないわけじゃないですから」
っていうのもある。
恐いこと,苦手なことを避けたくなるのはある意味当然です。
��だって,不安や恐怖の機能は「回避」に他ならないから)
だけど,実際に避けてもいいですよ,って認めることはしない。
曝露-反応妨害法に取り組む方向に戻していくスキルが大事だ
という気がします。
私がお世話になっている先生方は,皆さんここがしっかりしている。
今日も,もっと腕を上げたいと願う,CBTアブスト屋なのでした。
��きょうのわんこ風)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BC%B7%E8%BF%AB%E6%80%A7%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E9%A3%AF%E5%80%89-%E5%BA%B7%E9%83%8E/dp/4931199674
セラピーを行うことでどのような変化が起きてくるのか。
強迫症状が改善すると
・生活しやすくなる。
・気持ちが明るくなる。
・余裕が出る
など,症状以外のことにもいい変化が起きますよ,と伝えている。
そして,ここのところこそが,クライエントさんをやる気にさせる
ことだと思います。ここの話になったときに,目を輝かせる人,
「ああー,そうなれたらいいです!!」と首肯される人。
だから,ここまで含めて説明することをいつも心がけていたい。
治療中に陥りやすい考え
苦しいことをわざわざやってもらうセラピーですから,
やらないでおきたいために,いろいろなことを言われます。
「これだけはしたくありません」
「今日は~だからできません」
あと,この本には書いてないですが,
「自分の生活に○○は必要じゃないですから」
「不便でも,○○すれば生きていけないわけじゃないですから」
っていうのもある。
恐いこと,苦手なことを避けたくなるのはある意味当然です。
��だって,不安や恐怖の機能は「回避」に他ならないから)
だけど,実際に避けてもいいですよ,って認めることはしない。
曝露-反応妨害法に取り組む方向に戻していくスキルが大事だ
という気がします。
私がお世話になっている先生方は,皆さんここがしっかりしている。
今日も,もっと腕を上げたいと願う,CBTアブスト屋なのでした。
��きょうのわんこ風)
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