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2999年4月16日火曜日

このブログについて

【このブログを書いている人】
義田 俊之(よしだ としゆき)です。

【専門】
臨床心理学,異常心理学,認知行動療法
※相談を受け付けてはいませんので,ご了承ください。

【研究のテーマ】
認知行動療法関連で,広く言うと「制御困難な思考」をテーマに,狭く言うと「メタ認知療法」を基盤としつつ,もっと狭く言うと「思考コントロール方略(雑念との付き合い方)」の研究をしています。

また,心身医学関連で,慢性疼痛や摂食障害などにも関心を持っています。

【このブログのタイトルの由来】
心理学をやるなら,「何を(e.g., 臨床だとか認知だとか)」(=テーマ,内容)はもちろんのこと,「どのように」(=方法,やり方)に自覚的であることが大切だと考えてきました。その,「どのように」の集積に他ならないPsychometrics(計量心理学,心理測定法)に対する愛を,当ブログのタイトルにしました(なお,Psychometricsは好きな科目ですが,まだまだ勉強が足りない私にとって,得意科目とは到底言えません)。

【このブログに書いてあること】
・不安・抑うつのメタ認知療法(特に思考コントロール方略)について
・テスト理論(古典的テスト理論と項目反応理論)について
・公認心理師に関係する法規について
・公認心理師国試の過去問の解説
・日々の心理学教育の工夫

【義田に関するその他のサイト,SNS】

Researchmap: http://researchmap.jp/gidatoshiyuki/

Researchgate: https://www.researchgate.net/profile/Toshiyuki_Yoshida2/

Twitter: https://twitter.com/GidaToshiyuki

2022年5月8日日曜日

古典的テスト理論では信頼性係数も標本依存

 古典的テスト理論について調べていて,「標本依存性」は正答率や識別力についてのことだと思いこんでいました。「Rによる項目反応理論」に,古典的テスト理論について池田先生の「現代テスト理論」を勧める記述があったので読んでみました。すると,「信頼性係数も標本依存」と書いてあるではありませんか。

2017年12月2日土曜日

【信頼性に関するまとめ】②信頼性を低下させる主な要因

前回のまとめでは,信頼性が扱うのは規則性のない誤差であることが指摘されました。
今回は,信頼性を低下させる主な要因として,規則性のない誤差を生む4つのソースを取り上げます。

2017年11月25日土曜日

【信頼性に関するまとめ】①信頼性に関する4つの重要な区別

 これから何回かに分けて,テスト理論における信頼性と妥当性についてのまとめを
書いていく計画です。
 といっても,実際は,「心理テスト―理論と実践の架け橋」という本の,
信頼性の章と妥当性の章とを要約したものを書き出していきます。
(興味のある方は,ぜひ,この本を読まれてください)

 また,信頼性と妥当性について,南風原先生が書かれた解説が簡潔で分かりやすい
ので,ご一読をおすすめします。

 さて,まずは信頼性についてです。

2017年1月25日水曜日

項目識別力と内的整合性の関連

項目識別力と内的整合性との間に一定の関連があることを指摘した文献を見つけました。
以下,引用です。

2015年12月17日木曜日

項目分析 項目困難度について

CTTにおける項目困難度(正答率)=項目の難易度を表す最も基本的指標。
項目分析の文脈では,通過率(passing rate)と呼ばれることも。

確認すること 作問時に想定した難易度になっているか。項目内容から考えて妥当な結果になっているか。


2015年12月16日水曜日

項目分析の目的

項目分析=テストデータから,視覚化や数値要約によって各項目の特徴を把握し,テストに含めるか判断すること。
IRT適用の前に行われる。

各項目の内容を吟味(内容的・表面的妥当性や出題内容・選択肢の誤り,不適当な言葉・言い回し)
 ↓
データに基づき,各項目で以下を統計的に判断。テスト作成で必要な作業。
(a)そのままテストに含める
(b)より適切に改善する
(c)不適当なので廃棄する(IRTの文脈では以降の分析から除外)=項目分析の主目的。
#どういう場合に不適当な項目と判断されるのか。それはなぜか。そのためにどのような受験者集団が必要か。


2015年9月14日月曜日

CTTおよびIRTにおける測定の精度

テストは,受験者の何らかの特性値を推定するために行われますが,そこには誤差がつきもの。

2014年10月12日日曜日

2014年9月29日月曜日

測定の精度に関する問題

CTTにおける測定の精度の指標:信頼性係数,測定の標準誤差→受験者集団に対して一つの値が算出される。
受験者の能力に応じた測定の精度は求められない。


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2014年9月27日土曜日

CTTの問題 標本依存性と項目依存性

ひとつひとつの項目について:項目困難度と項目識別力の標本依存性
項目困難度=項目の正答率→受験者集団が異なると変動。
・能力の高い受験者から成る集団→項目の正答率は高い=項目困難度は低いと判断。
・能力の低い受験者から成る集団→項目の正答率は低い=項目困難度は高いと判断。

項目識別力=能力の高い被験者とそうでない被験者とを区別できる程度。
・同程度の能力の人ばかり集まった集団では,受験者の能力の個人差が小さくなる→ある項目に対して,「能力の高い受験者は正答し,能力の低い受験者は誤答する」という傾向が見出されにくくなる。

同じ項目なのに,受験者集団の性質によって,困難度や識別力が変動するってこと?

テスト全体について:テスト得点の項目依存性
テスト得点(受験者の能力に関する情報)→項目困難度に依存
・項目困難度が高い(=易しい)項目で構成されたテスト→テスト得点は高い。
・項目困難度が低い(=難しい)項目で構成されたテスト→テスト得点は低い。

受験者の能力は同じなのに,テストを構成する項目によって,テスト得点が変動するってこと?


異なる受験者集団や,異なるテストを比較する場合に問題となることがある。




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