常にCTTがIRTに劣るわけではない。CTTで対応できる場合も多い。
2014年10月12日日曜日
2014年9月29日月曜日
測定の精度に関する問題
CTTにおける測定の精度の指標:信頼性係数,測定の標準誤差→受験者集団に対して一つの値が算出される。
受験者の能力に応じた測定の精度は求められない。
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2014年9月27日土曜日
CTTの問題 標本依存性と項目依存性
ひとつひとつの項目について:項目困難度と項目識別力の標本依存性
項目困難度=項目の正答率→受験者集団が異なると変動。
・能力の高い受験者から成る集団→項目の正答率は高い=項目困難度は低いと判断。
・能力の低い受験者から成る集団→項目の正答率は低い=項目困難度は高いと判断。
項目識別力=能力の高い被験者とそうでない被験者とを区別できる程度。
・同程度の能力の人ばかり集まった集団では,受験者の能力の個人差が小さくなる→ある項目に対して,「能力の高い受験者は正答し,能力の低い受験者は誤答する」という傾向が見出されにくくなる。
同じ項目なのに,受験者集団の性質によって,困難度や識別力が変動するってこと?
テスト全体について:テスト得点の項目依存性
テスト得点(受験者の能力に関する情報)→項目困難度に依存
・項目困難度が高い(=易しい)項目で構成されたテスト→テスト得点は高い。
・項目困難度が低い(=難しい)項目で構成されたテスト→テスト得点は低い。
受験者の能力は同じなのに,テストを構成する項目によって,テスト得点が変動するってこと?
異なる受験者集団や,異なるテストを比較する場合に問題となることがある。
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2014年9月24日水曜日
2014年8月27日水曜日
2011年2月11日金曜日
遅ればせながら,お見舞い申し上げます。
1月19日に新燃岳が噴火して,もう3週間が過ぎました。
私の知り合いにも宮崎,鹿児島のご出身の方がいらっしゃるので,
いっそう心配になります。
昨年の5月に霧島を訪れました。
雄大な光景に開放感を味わったことを思い出します。
その土地に灰が降っているのだと思うと,何ともいえない気持ちになります。
地域の方は,いつ終わるのか見通しを持てない中で,降灰や硫黄の臭いに
悩まされていらっしゃることと思います。
一日も早く噴火が収まることを祈らずにはいられません。
私の知り合いにも宮崎,鹿児島のご出身の方がいらっしゃるので,
いっそう心配になります。
昨年の5月に霧島を訪れました。
雄大な光景に開放感を味わったことを思い出します。
その土地に灰が降っているのだと思うと,何ともいえない気持ちになります。
地域の方は,いつ終わるのか見通しを持てない中で,降灰や硫黄の臭いに
悩まされていらっしゃることと思います。
一日も早く噴火が収まることを祈らずにはいられません。
2010年12月5日日曜日
侵入思考,スキーマ,思考コントロール方略の関係
先日,今後の研究の枠組みとをある方と話し合っていた折に,
有益な質問がもらえたおかげで,有益な答えを引き出してもらえました。
思考コントロール方略を研究する人間は,思考コントロール方略が
侵入思考を強めたり弱めたりするという立場を取ります。
つまり,思考コントロール方略は侵入思考に影響を与える要因,
もっとざっくり言えば侵入思考に対する原因系の変数だと考えるわけです。
そこでその方が質問されました。
「思考コントロール方略以外に,侵入思考の原因になるものって何ですか?」
「えーっと,えーっと」
侵入思考の原因について,従来の認知療法(Beckに発する,
第二世代の認知療法ですな)は,スキーマであると考えます。
つまり,スキーマという潜在的な認知構造があって,
それが何らかのイベントによってトリガーされ,
活性化されて侵入思考がアウトプットされるという考え方です。
(これについては,丹野先生の解説が分かりやすいので,
そちらを参照されてください)
ここまで答えたところで,「じゃあ,思考コントロール方略とスキーマとは
どのような関係にあるのだ?」という問いが私の頭を過ぎりました。
思考コントロール方略は,スキーマが活性化されてアウトプットされた
侵入思考に対して加えられる処理,あるいは操作であると言えるのです。
つまり,両者は役割が異なります。
まとめれば,
「event→スキーマ→侵入思考→思考コントロール方略→侵入思考」
というプロセスを考えることができるでしょう。
これなら,第二世代認知療法の知見と整合的で,それにつなげながら
議論していくことができます。
もうちょっと早く気がついていれば,紀要に書いたレビューに
この論点も盛り込むことができたのですが。
それから,セラピーのことを考えると,従来の認知療法っていうのは,
スキーマを活性化させて,それを修正することであると言えます。
一方,思考コントロール方略に着目したセラピーというのは,
侵入思考を強める操作を見つけ出して,それを使うのを控えてもらったり,
侵入思考を弱める操作を見つけ出して,それを使うようにしてもらったり
することであると言えるでしょう。
で,「構造を変えることと操作を変えることと,どっちが容易でしょうか?」
という問いを私の方からその方に投げかけたところ,
「操作でしょう」というお答えをもらえました。
(ここでも,まずは操作を変えて安全圏を確保しておいて,
その後で構造を変えることにゆっくり取り組めばいいのではないか,
という,両者を結びつけた議論は可能だと思います)
マインドフルネスっていうのは,思考コントロール方略に影響している
部分もあるのではないか,と思ってみたり。
今日は備忘録的にブログにまとめておいて,いずれは何かにまとめたいと
思います。
有益な質問がもらえたおかげで,有益な答えを引き出してもらえました。
思考コントロール方略を研究する人間は,思考コントロール方略が
侵入思考を強めたり弱めたりするという立場を取ります。
つまり,思考コントロール方略は侵入思考に影響を与える要因,
もっとざっくり言えば侵入思考に対する原因系の変数だと考えるわけです。
そこでその方が質問されました。
「思考コントロール方略以外に,侵入思考の原因になるものって何ですか?」
「えーっと,えーっと」
侵入思考の原因について,従来の認知療法(Beckに発する,
第二世代の認知療法ですな)は,スキーマであると考えます。
つまり,スキーマという潜在的な認知構造があって,
それが何らかのイベントによってトリガーされ,
活性化されて侵入思考がアウトプットされるという考え方です。
(これについては,丹野先生の解説が分かりやすいので,
そちらを参照されてください)
ここまで答えたところで,「じゃあ,思考コントロール方略とスキーマとは
どのような関係にあるのだ?」という問いが私の頭を過ぎりました。
思考コントロール方略は,スキーマが活性化されてアウトプットされた
侵入思考に対して加えられる処理,あるいは操作であると言えるのです。
つまり,両者は役割が異なります。
まとめれば,
「event→スキーマ→侵入思考→思考コントロール方略→侵入思考」
というプロセスを考えることができるでしょう。
これなら,第二世代認知療法の知見と整合的で,それにつなげながら
議論していくことができます。
もうちょっと早く気がついていれば,紀要に書いたレビューに
この論点も盛り込むことができたのですが。
それから,セラピーのことを考えると,従来の認知療法っていうのは,
スキーマを活性化させて,それを修正することであると言えます。
一方,思考コントロール方略に着目したセラピーというのは,
侵入思考を強める操作を見つけ出して,それを使うのを控えてもらったり,
侵入思考を弱める操作を見つけ出して,それを使うようにしてもらったり
することであると言えるでしょう。
で,「構造を変えることと操作を変えることと,どっちが容易でしょうか?」
という問いを私の方からその方に投げかけたところ,
「操作でしょう」というお答えをもらえました。
(ここでも,まずは操作を変えて安全圏を確保しておいて,
その後で構造を変えることにゆっくり取り組めばいいのではないか,
という,両者を結びつけた議論は可能だと思います)
マインドフルネスっていうのは,思考コントロール方略に影響している
部分もあるのではないか,と思ってみたり。
今日は備忘録的にブログにまとめておいて,いずれは何かにまとめたいと
思います。
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